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岩手県眼科医会について

ご 挨 拶

 
眼科医療に大きな影を落とす新型コロナウィルス 
岩手県眼科医会
会 長  森 敏郎
 令和3年は新型コロナウイルス感染が収束しないまま現在に至っています。全国医療従事者に対するワクチン接種は4月現在20数%とのことで、岩手県ではやっと5月中に1回目の接種が行われる予定です。感染は第4波が訪れており、首都圏では3回目の緊急事態宣言が発出されました。
 令和2年を振り返りますと、眼科医療は想像していた以上に大変な打撃を受けました。まず、患者の通院自粛の影響が大きく4月から6月の医療収入の減少は小児科、耳鼻科に次いで3番目との報告があります。現在は徐々に回復してきていますが、県立病院などコロナ患者を受け入れる施設では、眼科手術や紹介患者の受け入れが制限されているところもあります。受診控えが緑内障のような慢性疾患を持つ患者の視機能に影響を及ぼさないか心配なところです。眼科の診察は患者との距離が近いため、感染が及ばないようにするために、各医療機関でいろいろな対策をされたと思います。そのせいか眼科からクラスターが発生したという事例は報告されておりません。しかしながら一旦院内から感染者を出しますと、最悪の場合診療を中止しなくてはならないこともありますので引き続き厳重な注意が必要です。
 日本眼科医会と岩手県眼科医会の活動はほとんどがリモートで行われました。学会や講演会もweb開催となりました。岩手県眼科医会でも初の試みとして総務会、常任理事会や役員会をリモートで行いました。総会も人数を制限して開催されました。唯一リアルで行われたものは親睦ゴルフ大会でした。当時ゴルフ(その後の飲食?)で感染してしまった芸能人がおり、開催を危惧する声もありましたが、ゴルフをされる先生方の熱意で無事開催されました。学会がなくなると専門医の単位所得ができなくなることを心配していましたが、Webでも単位所得が可能になりました。コロナ対策としてリモートでの会議や学会を行った結果、非常に利便性が高いことが証明されました。会場に行くまでの時間の節約や家でも気楽な恰好で参加できますので、コロナが収束した後でも年に何回かはこの形式での開催を考えています。
 先日の4月17日には集談会をリアルで行いました。もちろんそれまでの参加人数に比べれば少ないのですが、52名の参加がありました。1年ぶりの再会となった先生もあり、普段お一人で診察されている先生にとりましてはやはり実際にお会いしての情報交換などに貴重な機会になったのではないでしょうか。現在も目立ちはしませんが各理事がリモートで全国の会議に参加して、眼科医会の活動を維持しています。ワクチンの実施と共に感染者が減少してきますので、今後は積極的な会の運営を心掛けていきたいと思います。
 最後にこのような非常時においても眼科は決して不要不急の科ではありません。幸い岩手県では岩手医大や県立中央病院が網膜剥離などの緊急性の高い患者を受け入れていますので心強い限りでしたが、屈折異常や白内障であっても視力低下で悩んでいる患者はたくさんいます。白内障手術を公的病院で行えなくなり開業医を受診する患者もありました。一刻も早く感染が収束し、年内には通常に近い眼科医療が行われることを願ってやみません。
(令和3年6月)
 

役 員 (令和3年度)

岩手県眼科医会
 会 長  :  森 敏郎
 副会長  :  朝倉 章子、高橋 俊明、髙橋 和博
 総務部  : ◎早坂 朗、木村 桂、及川 拓、木澤 純也
 経理部  : ◎江川 勲、小豆嶋純子、加藤 千晶
 学術部  : ◎木村 桂、小豆嶋純子、遠藤 朋子、藤原 貴光、
 北條 昌芳、谷藤 典子、石部 禎、小山田 紘
 勤務医部  : ◎及川 拓、吉田 憲史、木澤 純也
 健保部  : ◎北條 昌芳、桑島 研一
 学校保健部  : ◎石部 禎、藤田 聡
 医療対策部  : ◎藤原 貴光、北條 昌芳
 公衆衛生部  : ◎清野 雅子、菅原 剛
 福祉厚生部  : ◎宮本 博之、早坂 朗、石川 陽平
 広報部  : ◎谷藤 典子、横森 浩道、宮本 博之
 保険診療部  : ◎高橋 俊明
 監 事  :  松田 恭一、飯塚 和彦
◎は部長、常任理事会は会長、副会長、各部長、監事の他、医大医局長とする。
 議 長  :  小笠原孝祐
 副議長  :  坂本 真栄
 顧 問  :  田澤 豊、黒坂大次郎、谷藤 泰寛、近藤 駿
東北眼科医会連合会
 副会長  :  森 敏郎
 常任理事  :  朝倉 章子
 理 事  :  髙橋 和博
 勤務医部委員  :  吉田 憲史
 男女共同参画担当  :  谷藤 典子
 介護在宅医療担当  :  小豆嶋純子
 災害対策担当  菅原 剛
 監 事  :  谷藤 泰寛
公益社団法人日本眼科医会
 代議員  :  高橋 俊明
 予備代議員  :  早坂 朗
 勤務委員会委員  :  吉田 憲史

世界緑内障週間 ライトアップinグリーン運動
 「世界緑内障週間」は2008年に始まった3月に行われる緑内障啓発国際イベントです。2016年に日本緑内障学会はこの時期に全国のランドマークをグリーンにライトアップする活動「ライトアップ in グリーン運動」を公式行事として始めました。 
2022年の運動
  ライトアップ in グリーン運動
 
  国立天文台水沢VLBI観測所のライトアップ
※BGMが流れます
 
 2021年の運動期間
  2021年3月7日(日)~13日(土)
 詳 細
  
ポスター
(MP4形式)

ポスター
(PDF形式)
 2019年の運動期間
  2019年3月10日(日)~16日(土)
 詳 細 
   
運動の詳細
(PDF 約1.0MB)
   
  日本緑内障学会 ライトアップinグリーン運動 URL : https://www.ryokunaisho.jp/light_up/static/summary2021
 
眼科医療相談会
 岩手県眼科医会は、眼科医療施設が身近にはない、いわゆる眼科医療過疎地域で眼科医療相談会を実施してきました。地域社会に少しでも貢献したいという熱意から始められた事業です。平成21年の宮古市田代地区から始まり、平成30年9月の葛巻町小屋瀬地区まで10年間で計10回行われました。
 詳 細 
   
事業の詳細
(PDF 約0.4MB)
   
 
見えにくさでお困りの方へ
 視覚障害について相談できる岩手県内の施設および団体をご紹介します。
 (岩手ロービジョンケアネットワーク)
   
リーフレット
(PDF 約3.5MB)
   
 
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